嶺歯科診療所




インプラントとは、歯の抜けたところに人工の歯根(写真1)を植えてしっかりと固定し、その上に人工の歯(写真2)を作成して被せる方法です。


《写真1》

《写真2》


インプラントのメリット
まず、他の歯を削って土台にする必要がなく、奥歯が何本も抜けてしまった場合、従来では取り外し式の入れ歯でしたがインプラントをすると取り外さなくて済むので、快適にお食事が出来ます。また何本も歯が抜けてしまった場合、残りの歯だけで作るブリッジでは持たない場合でも、間にインプラントを植立すれば、歯数のバランスも回復され安定したブリッジになります。また、ブリッジや義歯などに比べ、隣接した歯もしくは歯根に負担をかけない為、健康な歯を傷めることがありません。

〈インプラントと他の治療方法との違い〉
  インプラント ブリッジ 入れ歯
メリット ●あたかも天然歯のように、
  噛んだ時に違和感があり
  ません。
●噛む力は天然歯の同程度
  まで回復し、固いものを噛
  むことができます。
●健康な歯を削る必要があ
  りません。
●天然の歯に近い見た目に
  なります。   
●装着しても違和感がありま
  せん。
●材料の選択によっては天
  然の歯と遜色ありません。
●保険適用材料を使用する
  合はその保険点数内とな
  ります。
  
●ブリッジでは適応できない
  大きな欠損に有効です。
●ブリッジのように健全な歯
を削らずにすみます。 
デミリット ●インプラントをあごの骨に
  埋め込む手術が必要で
  す。 
●定期的な検診が必要で
  す。
●ブリッジを固定するために、
  両隣の健康な歯を削る必
  要があります。
●支えになる歯に大きな力が
  かかり、将来的にその歯を
  失う原因となる場合があり
  ます。
●噛む力が健康な状態に比
  べ20〜30%くらいです。
●取り外して手入れをする必
  要があります。
●すぐにガタつきもあります。
●口の中に違和感を感じや
  すくなります。








Q.
入れ歯やブリッジにしなくても良いのですか?
A.
歯が抜けた部分に植立したインプラント自体でその部分の機能・形態を修復できますから、バネのついた部分入れ歯や、となりの歯を削って入れるブリッジでの修復は不要になります。
また欠損が大きい場合など、入れ歯の固定源としてインプラントを植立すれば外れにくい入れ歯にすることが出来ます。
Q.
手術時の痛みはありますか?また、時間は時間はかかりますか?
A.
インプラントを顎に植立する手術は麻酔をして行いますので、痛みの心配はありません。インプラントの手術は予め診断によって計画を立てて行いますから、手術時間も本数や患者さんのお口の中の状況により違うので通院回数や期間も個人差があります。通常、手術2回、型とり・削り等で最低6〜8回通院、またインプラントを植立するのに十分な骨ができるのを待つ場合もあり、期間は約4ヶ月〜1年半位、詳しくはご相談ください。
Q.
喫煙によるインプラント治療への影響は?
A.
喫煙しているとタバコのヤニや歯周病原因菌が付着し易くなり、ニコチンの作用で血管が収縮し血液の流れが悪くなり、一酸化炭素による酸素不足・ビタミンC不足も加わって傷口の治癒が悪くなり悪影響を及ぼします。




入れ歯にしなくてすんだ治療例
隣の歯(健全歯)を削らずにすんだ治療例
歯ぐきがやせて総入れ歯がはずれやすい治療例
特殊な入れ歯(歯とインプラントの組み合わせ)
隣の歯を削らずにすんだ治療例
奥歯で咬めない方の治療例





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