嶺歯科診療所




ほとんどの顎関節症は外科や歯を削るなどの不可逆的な治療を必要としません。大部分が保存的療法で症状が改善されます。
ここでは、代表的な保存療法について紹介します。

セルフケア
色々な治療法を紹介しますが、顎関節症のほとんどは生活習慣が原因です。 例えば、くいしばり・はぎしり・姿勢・ストレスなど個人によって様々です。
治療によって症状は改善されますが、治療の最終目標は原因を明確にして自己管理(セルフケア)ができるようになることです。


【歯列矯正(認知行動療法)】
くいしばり・姿勢の悪さなど不良な生活習慣が顎関節症の原因であることを認識してもらい、これを止めるように意識してもらう治療法。 要するに患者さん自身が気付かなかった「くせ」を発見して、その「くせ」を治すことです。単純なことですが顎関節症を治す最も大切な治療法です。

【器械によるマッサージ】
 緊張した筋肉の血行を良くし、痛みや機能障害を改善する療法です。

【スプリント療法】
スプリント療法とは、歯に馬蹄型の装置をつけるのですが、ボクシング等で使用しているマウスピースを想像して頂ければ結構です。
スプリントは、咬合安定用のスプリントのことで、ブラキシズムの抑制、関節への軽減、閉口筋(口を閉める際に使用する筋肉)のリラクゼーション効果等を目的にします。
額関節症の治療の際は、原因となっている悪い習慣を患者さんご自信で意識的に注意するように促す「認知行動療法」や、「運動療法」を並行して行っていきます。


【薬物療法】
顎関節症を治す大切な療法です。症状に合わせて薬を選択します。
消炎鎮痛剤・筋緊張緩和剤・精神安定剤など


 



診療所の紹介 診療科目 院内の設備 交通・地図 お問合わせ リンク